過去にカード情報流出の疑いがあると連絡が来てカードが再発行になった経験はありましたが、今回初めて不正利用され引落まで行ってしまいました。
なので、自分への戒めも兼ねてキロクしておこうと思います。
どうしても陸マイラーはクレジットカードの枚数が嵩みがちですからね、、うまく付き合っていかないと。それが難しいなら枚数を減らさないと、ね。
↓ 過去に再発行されたときのキロクはコチラ
カード情報流出の疑いでANA VISA SFC(三井住友カード)を再発行したハナシ
今回の不正利用は異なるカードです。
不正利用に気付くまで
実は不正利用にあったカードは陸マイラーなら一度は手にしたことがある、、そう、、ソラチカカードだったのです。
これは殆ど持ち歩くことのない所謂「死蔵カード」でした。
というのもパスモのオートチャージ機能が内蔵されているのですが、別のカードに付帯されたパスモをオートチャージで利用しているので財布に入れると干渉しちゃうんですよね…。
なので、少し気付くのが遅れた、とも言えます。
とはいえweb明細をメールで受信していて、基本的には毎回明細を確認するようにしていました。そう「基本的」には…ね。汗
で、今回明細を確認したときに違和感のある決済があったんですよね。
なんと、、93円の。笑
ただ、Amazonって複数商品を購入し分割発送された場合に明細が分かれて変な金額になっちゃうこともあるし、ポイントを使って少額になることもあるのでこの時点では不正利用だとは思ってなくて。
で、過去の明細も見てみたところ前月に「2450円のアマゾンプライム会費」が決済されていて、調べたところAmazon studentがこの金額らしいのですが学生じゃないのでこのミスはあり得ないな、不正利用かもな、とようやく思い至ったのでした。
(家計簿と口座残高も確認したらぴったりその額のズレも確認できましたし)
(後から思い返せばその決済時点でAmazonに当該クレジットカード情報も登録してなかったし)
対処の手順
クレジットカード会社へ問い合わせ
web明細ページの端っこの「よくある質問」から確認していたところ、問い合わせ窓口にこぎつけることができました。
申請後は翌営業日までにメールで回答がいくとのこと。
後から気付いたのですが「JCBでお取引内容を確認できないご利用先」一覧があり、そこに記載されていた企業だったので、最初から自分で利用先に問い合わせたほうがよかったですね。ワンステップ増えてしまった…。
クレジットカード会社から回答が届く
翌営業日に来た回答は「個人情報で開示されてないから自分で利用先へ問い合わせてくれ」というものでした。
問い合わせ先のURL、問い合わせ方法まで記載されていて丁寧な印象を受けました。
利用先(アマゾンジャパン合同株式会社)へ問い合わせ
アマゾンジャパン合同株式会社へ問い合わせを行いました。
チャットでも電話でも可能なようですが、今回は複数件あるし複雑だしってことで電話を選択。
電話でも番号を入力したらすぐにかけてもらえて時間やお金の損失も最小限で有難かったです。
- 「Amazon.co.jp からお電話いたします。 必要な方は、この文章をクリックしてください。」をクリック
-
「各種サービス」を選択
-
「セキュリティ、機能 > セキュリティ > 身に覚えのない請求」を選択
- 電話
- アカウント名義を確認
- 不正利用と思われる決済の「決済日」「金額」を伝える
- 該当決済が行われたクレジットカードの下4桁を伝える
-
自身のアカウントから決済がないか、どこから決済されたか確認してもらう
(ここで第3者による不正利用の可能性が高いと言われる) - 決済が行われたアカウントを凍結し、調査をしてもらう(数時間~48時間)
- 翌朝メールで調査結果(第3者利用の可能性が高く、該当アカウントを閉鎖した旨)の返答を貰う
利用先の結果を踏まえてカード会社に連絡
個人情報なので企業間の情報共有ができないとのこと。
補償を受けるためクレジットカード裏面に記載された電話番号に連絡をしました。
プッシュダイヤルで不明な請求の方に進み、担当者に繋いでもらい身元確認とカード番号照会を済ませて該当請求の詳細を伝えたところ「アマゾンに自分から連絡してくれ」と。
既に連絡して不正利用だという回答を頂いてカード会社に連絡してくれと言われたんです、ということを伝えると担当者に繋いで本日中に電話すると言われその電話は終わりました。
一体なんのための不明な請求の窓口だったんだ…?
JCBカードセキュリティ担当の方から電話がくる
上記の電話から4時間後くらいに電話が来ました。
内容は
- 不正利用にあった明細の確認
- 不正利用の決済に対する補償
- 引落前のもの→明細の変更期間が過ぎているため明細はそのままだが当該決済の引落なし(…と説明されたが、後日明細が修正されていることに気付いた)
- 引落済みのもの→翌月にマイナスで明細にあがる予定(実際に上がっていることも確認済み)
- 現在のカードの利用停止
- カード再発行について
- クイックペイについて
- ETCカードについて
- カード再発行に伴うANAお客様番号の変更
- カード再発行に伴う一体型パスモの再設定
等々盛沢山でした。
個人的には複数ANAカードを所有しておりますが、当該カードのANAお客様番号をメイン使いしていて番号も記憶していたので番号が変わるのは切なかったですが、これを機にSFCカードの番号をメイン利用しようかなと頭を切り替えました。
一体型パスモの引継ぎには旧カードも必要になるためまだ廃棄しないように、と言われました。
新しいカードが届く
セキュリティ担当の方との電話から9日後に到着しました。
補償について
JCBでは「JCBでe安心」制度という補償制度が設けられています。
詳細はこんな感じ。
下の対象業種に対してご利用になった覚えのない請求があった場合、すぐにカード裏面に記載のカード発行会社までご連絡ください。調査の結果、第三者による不正使用と認められた場合は、請求を取り消します。
調査にあたっては、カードご利用代金明細の通知後60日以内(※1)にJCB所定の方法により届け出のうえ、被害状況の調査にご協力ください。
※1 ショッピング2回払い、ショッピング分割払い、ショッピングリボ払いの場合は、初回払いのカードご利用代金明細を通知後60日以内となります。
この「カード利用代金明細の通知後60日以内」っていうのがポイントですね。
わたしは最初の請求は明細を見逃してしまっていて(使ってなかったから…という言い訳)、気付いたときには1ヵ月経過していました。
カード会社によっては利用日を基準に60日としているところが多く(法律上盗難の補償が60日っぽい)、基準が通知日ではなく利用日だったら厳しかったです(そもそも利用通知サービスがないので利用日基準で気付くのは困難ですが)。
毎月口座の残高チェックもしているものの、引落日から半月後でその点でも気付けてなかったんですよね。
幸い、今回は期間内に気付くことができ全額補償になりましたが、今後繰り返すことのないように対策を講じようと思います。
今後の教訓
- 無駄なクレジットカードは持たない
- 使ってないカードと思っていても明細は必ずチェックする
- カードの引落口座・引落日はできるだけまとめておく
- 引落日には口座の残高も毎回チェックする
何はともあれ、家計簿をしっかりつけていたことで不正利用に気付けたので良かったです。
皆様も気を付けながら快適なキャッシュレスライフを!
おまけ。
実はクレジットカードの不正利用にあってね、と話しながら未開封のまま放置されてた利用明細をオットに渡したところ速攻開けて確認し、更には他のカードも使われてないか調べ始めた(°_°) 効果抜群だ(°_°)
— i (@i__krsgt) July 28, 2022
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