先日、繰上返済によって、有利子奨学金の返済を終えました。
その時の素直な感想はコチラ↓
有利子奨学金の返還を完了したハナシ - お金にまつわる嬉しかったコト
わたしの借りていた奨学金は「有利子」「機関保証」という特徴があり、繰上返済によって得をすることができたので、いくらお得になったかキロクしておこうと思います~。
“得”の内訳
利息の軽減
措置期間利息
これは貸与終了~返済開始までの期間に生じた利息なので、繰上返済によっては1円も軽減されず。
利息
卒業時に「固定金利方式」を選択したわたし(知識がなく、金融機関勤めの経験がある親に固定の方が安心だと言われたから)の金利は0.82%でした。
現状では変動金利の利息がとても低くて羨ましい…ですが、こうやって繰上返済に踏み切れたのは決まった利息があったから(=繰上で確実に得になる)というのも一因なので、固定金利で良かったかなとも思います。
金利確定時の資料によると、利息の合計支払い見込みは\608,861でした。
しかし、繰上返済によって\224,907まで減らすことができました。
すなわち、繰り上げ返済を行うことで\383,954もの利息が軽減できたのです!
嬉しい~~~!
機関保証の保証料返戻
機関保証料は奨学金の貸与時に毎回天引きされていました。
総額は\360,000程だったかな。
繰上返済によって、保証期間が短縮されたため、一部の保証料が返戻されました。
なんとその額、\185,133。
保証料返還については目安となる金額も開示されておらず、届いた通知で初めて金額を知る形なのですが、想像以上に大きかった…!
もちろん元となる支払金額が多いからなんですけれど、これだけ返ってくると嬉しいですね。
ちなみに、保証期間は20年→5年4か月への短縮です。
保証期間が約1/4になっても、3/4の保証料が返ってくるわけではないんですね。
ウーン、フクザツ。
合わせていくら“得”をしたの?
利息で\383,954、
保証料で\185,133、
トータル\569,087得をすることができました…!!!
わたしにとっては本当に大きな額です。
繰上返済してよかったなあ。
最後に
完済によって月々の返済がなくなり、家計が今までより少しコンパクトになりました。
生活防衛資金も同じ額のままでより長い期間生活できることとなり、パンデミックでの安心度が少し上がったように思います。(奨学金の返済は必要に応じ猶予申請ができるとしてもね)
奨学金の金利は他の方法でお金を借りるよりは金利が安いですし、運用したほうが利益が得られると考える人もいると思います。生活防衛資金も同じ額のままでより長い期間生活できることとなり、パンデミックでの安心度が少し上がったように思います。(奨学金の返済は必要に応じ猶予申請ができるとしてもね)
ただ、わたしは運用があまり上手ではないので。笑
わたしには繰上返済が最もお得な方法だったな~と完済して改めて思いました。
毎月奨学金の返済の時にかかっていた数千円の利息がなくなるってだけでもすごく嬉しいものです。
わたしは繰上返済だけが正解だとは思っておらず、ひとりひとり考え方や選択に違いがあってよいと考えています。
ただ、まったく繰上返済を考えたことのなかった人の選択肢の「ひとつ」になったらいいなと思い、金額を赤裸々に記録してみました。
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