現金の確保方法についていろいろ吟味したのち、「海外キャッシング」を使うことにしたのですが、実際行ってみたところレートが思ったより悪かった…!
吟味した内容はこちら↓
ヨーロッパ旅行をオトクに楽しむために。ユーロ換金編。
実際に取り扱っているレートや海外ATM手数料ってこちらからは分かり辛い部分がありますよね。
せっかくなので、他にこういう失敗をする人が少しでも減るように詳細を記録しようと思います。
換金時の条件
ATMを利用したのは現地で8/14(火)の午後、ATM利用手数料が高くなりそうな気配はない時間帯です。
場所はイタリアのベネチアにあるマルコ・ポーロ空港、カードはJCBのソラチカカードを利用しました。
日本は同日夜にあたり、8/14の終値は1€ = 126.07円でした。
確認はしていないのですが、日本の空港で換金すると1€ = 131円前後でしょう。
ちなみに、現地の換金所では1€ = 135円前後で取り扱っていました。
キャッシングは2つのATMで検討しました。
250€キャッシングしようと考えていたのでその金額で示していますが、レートが高かったので実際には100€しか引き出しておりません。
海外ATMでのキャッシング
① 税関のTravelex横に設置してあったATM
日本円→USD→EURの2ステップになり、より手数料がかかりそうだなと思ったのでその時点で中止しちゃいました。
今詳細をかみ砕いてみると…
8/14のUSD終値は111.14円。
日本円→USDで手数料がかからないとしても、1€ = 140.81円。
高っっ!!!!
さらにATM利用手数料で2.53USD、日本円で281円はかかりますし、キャッシングなので支払いまでの利息も発生します…。恐ろしや…。
② 税関を出た後、空港の到着ロビーにあったATM
USDは経由せず引き出せそうです。
が、レートに注目。
0.0071 EUR = 1.0000 JPY → 1€ = 140.85円です。
高っっ!!!!!(再)
TERMINAL EXCHANGE RATEとありますが、ターミナルでないところだとまたレートは異なるんでしょうかね…。
これは試してないのですが。
日本だと空港のレートのほうが優遇されている(吟味した記事を参照)印象ですが、どうなんでしょう…。
手数料も2.95€、上記のレートで計算すると413円ほどかかりますが、もう税関には戻れないし、実は以前旅行したときのあまりの4€しか持参せず行ってしまって心許なかったので、諦めて100€引き出しました。
イタリアでのキャッシュレス浸透率・現金の必要性について
実際に100€だけで旅行を堪能できたか?ですが、想像以上にキャッシュレスが浸透していたので、現金がないことで何かしらを我慢することもなく旅行を満喫できました。
市場でもカード払いが可能だったのことには驚きましたね。
キャッシュで負担になったのは宿泊税。
2人、4泊で30.2€かかりました。
(詳細が気になる方はJTB 宿泊税のご案内を参照)
宿泊税はどうしてもかかってしまうので、完全にキャッシュレスで旅をすることは難しいですが、キャッシュは少なくても問題ない、ということがわかりました。
最後にはわざわざキャッシュを消費しましたからね。笑
実際のキャッシング支払額について
ソラチカカードは15日締め、翌10日支払です。
14日に引き出したので利息は最小限に抑えられたと思います。
100€引き出して、13976円。
利息186円(年利18%)。
合わせて14162円の予定です。
ATM利用手数料が2.95€だとすると、レートが135円程度まで落ちるんですよね…。
何故なんでしょう。
キャッシングのレートには利息も含まれていたとか…?
とはいえ、利息も含めると138円程度になるので、現地で換金したほうがオトクなのには変わりないのですが。笑
(もちろん日本で換金していくともっとオトクです!!)
まとめ
海外キャッシングのレートは、為替レートとは大きく異なることに注意。
わたしは今後は日本で換金していくか、ソニー銀行のデビットカードで引き出そうと思います!!
(現地では慌てすぎてソニー銀行のデビットカードで外貨預金を引き出すという選択肢が浮かばなかった)
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