Pages

ヨーロッパ旅行をオトクに楽しむために。ユーロ換金編。

お盆のヨーロッパ旅行が決まりました。
ヨーロッパへ行くのは4年ぶり、3度目ですが、今回は1度目、2度目に比べてレートが20円ほど高いという円安…。ひええ。
少しでもオトクに現地滞在を楽しめるよう、外貨を安く得る方法を検討してみました。


100€決済を行った場合の金額を考えてみました。
レートが定まっていないものは7/20の公示仲値1€ = 131.2円を利用して計算しています。
ソニー銀行のclub Sはステージなしの場合を想定しています。(ステージありだとより優遇される = 安くなるとお考え下さい。)


1. 日本で換金していく場合

調べたところ、ヨーロッパでは日本円の需要が少なく、現地での換金はかなりレートが悪いようです。経験がないので、実際のレートまではわからないのですが…。
なので、換金は日本で行っていくことを前提に考えました。

2018/7/20時点の情報です。
銀行は羽田空港で取り扱いのある会社を調べました。自分の旅行が羽田発なので。笑

購入先レート100€購入時の金額
郵便局135.213520円
トラベレックス・オンライン135.1114511円
みずほ銀行137.213720円
SMBC信託銀行134.713470円
SBJ銀行135.2413524円

トラベレックス・オンライン

実店舗のレートとは異なるようです。
10万円以上の換金であれば送料無料ですが、10万円以下であれば送料1000円がかかります。上記は送料込みの金額で計算しました。

みずほ銀行

HPで確認したレートですが、一番高くなってしまいました。
ただ、空港等の外貨両替ショップではユーロのレートは優遇されているようなので、もう少し安くなるかもしれません。



SMBC信託銀行

公示仲値(131.2)+外国通貨売買幅(4) - 夏の両替キャンペーン(0.5) = 134.7円になりました。
自分で計算したので合っているかちょっと不安。苦笑

夏の両替キャンペーンを9月末まで実施しているようですので、空港で換金するならここがよいかもしれません。



SBJ銀行

上記には含めてないですが、手数料30% offクーポンがHPから印刷できます。
必要であれば印刷していったほうがよいかな。
手数料が4円/€程かかっているので、1.2円/€ほど安くなるかと。
そうすると100€で120円。微々たるものですが、印刷代の元はとれそうですね。笑



まとめ

空港内で換金するにしてもいろんなレートがありますね。
トラベレックスが実店舗だとレートが異なるようなのでそれを確認し、高ければSBJ+手数料30% offクーポンかな。
クーポンを忘れたらSMBC信託銀行がよさそう。笑
みずほも空港はレートがオトクになっているようなので気になる。2円安い、と書いているブログもありましたが真相は如何に。
もしみずほが2円安くなっていたとすれば、お店によるレートの差はさほど大きくないので最初に見つけた店舗で換金しちゃっても良いかなあ、といった感じです。


2. クレジットカードを利用する場合

2-1. 海外ショッピング利用の場合

その時のレートで換算された日本円に加え、海外事務手数料がかかります。

国際ブランド海外事務手数料100€決済時の金額
VISA1.63%13334円
Mastercard1.63%13334円
JCB1.60%13330円
AMERICAN EXPRESS2.00%13382円

アメックスはやや高めですね。ナシです。笑
JCBは安いけれど、日本発のブランドなので海外普及の低さが悩ましいところ。
複数持って行って、JCBが使えたらJCB、使えないときはVISAかマスターが無難かもしれません。

なお、為替のレートは決済時点ではなく、決済内容がカード会社に届いた時点で決定します。
すなわち数日間のラグが生じ、それによりレートが変動するリスクもあるということです。
数日ではそこまでレートは変動しないと考えられますが、2018/5/30に1日だけ125円まで落ちた(イタリアの空白政権の影響みたいです)ことを考えると、変動するリスクがないとは言えないし難しいですよね。
(参考:七十七銀行 ユーロ対円相場(仲値)一覧表 (2018年))

また、クレジットカード利用によるポイントが得られます。カードによりますが、大体0.5~1.0%が多いですね。
ポイントもうまく利用できる方ならアメックス以外であれば海外事務手数料を気にするより、ポイント還元率の高いカードで決済を行う方が良いでしょう。


2-2. 海外ATMを利用する場合

念のため利率18%、57日間のキャッシングを行うことを想定しました。
夫婦で所持しているカードで手数料を検討してみました。

クレジットカードATM利用手数料100€決済時の金額
楽天カード216円13705円
三井住友VISAカード
ファミマTカード
セゾンカード
1万円以下:108円
1万円超 :216円
13597円
13705円
ソラチカカード0円13489円
※一部の海外ATMにおいて、現地金融機関所定の使用料がかかることがございます。

キャッシングなので日割りで手数料がかかります。
クレジットカードでの返済となると、最大2か月のラグが生じますので、繰り上げ返済が可能であればできるだけ早めの返済がお勧めです。
ソラチカカード等を発行しているJCBカードはATM利用手数料が無料みたいですが、繰り上げ返済も難しいようです。
ファミマTカードはJCBカードでもATM利用手数料がかかりそうなので注意。

もしキャッシングを行うとしたらソラチカカードかな。
JCBはマイナーだけど、CIRRUSマークのATMで下せるので問題なくキャッシングもできそうだし、手数料がかからない。
また、15日締め、翌10日払いにしているので、現地についてすぐキャッシングすれば借入期間1か月以内で済み、ざっと13300円程度になりそうです。

余談ですが、セディナカードがATM利用手数料かからず、繰り上げ返済もできてお勧めみたいです。わたしは所持していないし、それだけのために作る気はないですが。笑


3.デビットカードを利用する場合

わたしは3枚のデビットカードを所持しています。

デビットカード国際ブランド外貨決済
ソニー銀行VISA
住信SBIネット銀行VISA× (US$のみ可能)
三菱東京UFJ銀行JCB×

ユーロで決済が可能なソニー銀行に期待が高まります…!

3-1. 海外ショッピングを利用する場合

ソニー銀行ではユーロの外貨預金口座を開設しています。
その場合は外貨預金が足りなかった時も、日本円の預金からユーロを購入し引き落としてくれる円からアシスト機能が使えます。
なので、ソニー銀行についてはユーロ決済で金額を表記しました。
(事前に外貨預金口座を開設していなければ、手数料を加えて日本円で引き落とされます。手数料が高いので(1.76%)、必ず外貨預金口座は開設しておくように。)

デビットカード手数料100€決済時の金額
ソニー銀行0.15円/€ (為替手数料)13135円
住信SBIネット銀行2.5%13448円
三菱東京UFJ銀行4.6%13724円

ここまでいろいろ計算してきましたが、、ソニー銀行の圧倒的勝利です!!!
やっぱりお得だなと再認識できたので、海外では極力これで決済してきたいと思います。
あとは、現金の確保をどうするかですねー。


3-2. 海外ATMを利用する場合


デビットカード手数料100€購入時の金額
ソニー銀行0.15円/€ (為替手数料)216円 + 1.76%13582円
住信SBIネット銀行2.5%13448円
三菱東京UFJ銀行108円 + 4.6%13832円
※一部の海外ATMにおいて、現地金融機関所定の使用料がかかることがございます。

ソニー銀行ではATMで引き出す場合も外貨預金口座からになります。
足りなければ円からアシスト機能が発動。

クレジットカードのキャッシングで57日間借りると2.85%の手数料がかかります。
1か月程度で返せるのであれば、ATM利用手数料もかからないソラチカカードを使うのが一番オトクだと思われますね。

住信SBIネット銀行はUS$以外も取り扱ってくれれば利便性が高まるんだけどなあ。
残念ながら三菱東京UFJ銀行は論外です。笑


まとめ

現金調達は「空港での換金」か「JCBカード(ソラチカカード)のキャッシング」。
カード決済できるところは「ソニー銀行のデビットカード」。
これで行こうと思います。

現在はソラチカカードのキャッシングは0にしているので、海外キャッシング枠の申請から始めないと。
空港での換金で足りなくなった時に備えて、使えたほうが安心ですしね。

以前FXも調べたのですが、結局送金手数料など考慮すると感動するほど安いってことはなかったので今回は記載しませんでした。
今度時間があるときにでも改めて調べ、まとめたいなあと思ってたりします。

何はともあれ、今回隅々まで調べてかなりスッキリしました。
そしてヨーロッパ旅行が、より楽しみになりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿