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【家計簿】星野源ワールドツアー上海公演の遠征費用のキロク


先日、上海で星野源のライブを観てきました。


このツアーが発表されたとき、最初は日本公演(横浜アリーナ)でいいかなと思ったのですが、ずっと一緒にライブに通ってきた友人の都合が合わず。





それならいっそ、

ワールドツアーだしワールド行っちゃう?

という安直な結論に至りました。笑




二人ともマイルを貯めていて、海外行けるほどのマイルが貯まっていたことも助太刀しましたね。



海外公演に母国の人が行くことって、賛否両論あると思うんです。
ONE OK ROCKのTakaさんは「海外公演なのに最前列はいつも同じ景色」だと苦言も呈してましたし。(これはライブ以外の部分でのマナーによる部分も大きそうでしたが)


だから、わたしがワールドツアーに行くならば、自力で正規のルートでチケットを購入できた場合のみと決めていました。
(正規ルートでないチケット入手方法としては、高額転売のみならず”代理購入”サービス等があります。いずれも販売元以外にお金が入るだけではなく、偽チケットのリスクもあります。)


今回はオフィシャルツアーはありましたが、オフィシャルでのチケット販売はありませんでしたので、現地のプレイガイドからの直接購入を試みて、うまくいったのでライブへ行けました。
もしチケットが取れなくとも、せっかくだから上海旅行行っちゃおうか、あわよくば当日券狙いで、なんて友達とは画策してましたが。笑




結果的には上海公演だけは完売しなかったので、そういう意味でもよかったのかなあと思います。当日券も出てましたしね。
一人でも多くの人が見て、1元でも多くの収益を得てもらいたいじゃないですか。それが今後に繋がりますから。


友人ともども上海は初めて訪れる街でがっつり観光していたため、ライブ会場についたのは開演30分前くらいだったと記憶してますが、そのころにはグッズがほとんど売り切れていました。
日本公演にも行く日本人よりも現地のファンがきちんと購入できたのか少し考えてしまった自分がいて、海外での振る舞いは本当に難しいなと感じました。





なんて、とりとめのないことをいろいろ書いてしまいました。

NY公演に関して日本のカルチャーを好む現地の方が「ほとんど日本人の客だ。わざわざ英語でMCする必要はないくらいだ。彼はNY公演をソールドアウトさせたという”記録”が欲しかっただけなのか?」という旨(意訳)のレポを書いていて、考えるところがあったんですよね。



難しいなと思うことも多かったですが、上海公演を観に行ったことに後悔は一ミリもありません。

そんな印象深かった遠征にいくらかかったのか、キロクします。
ライブのみではなく、がっつり観光しているバージョンです。笑

今後上海への渡航を検討している人の役に立てば嬉しいです。




前提条件

  • 女2人の旅(費用は1人分で算出)
  • 往復ANAマイルで発券した特典航空券を利用(往路エコノミー、復路ビジネスクラス)
  • 首都圏からの遠征
  • 復路は深夜便を用いた1泊3日の旅程
  • 現地の空港は往路は虹橋着、復路は浦東発。日本の発着はいずれも羽田空港。


総計

内容金額
旅費\34,179
食費\9,949
娯楽費\1,365
交通費\2,296
お土産\4,881
その他\330
合計\52,999

この他に航空券の発券にANAマイルを30000マイル利用しています。
また、上記の金額には自宅から空港までの交通費は含んでいません。

詳細

旅費:\34,179

航空券

30000マイルで東京⇔上海の特典航空券を発券し、税金・料金として\10,200の支払いがありました。

特典航空券は変更ができるというのも利点のひとつで、はじめは往路に成田→浦東便を予約していたものの、予約から1か月くらいした後に羽田→虹橋便の空席がでていたのでそちらに変更しました。(いずれもマルチエアポートです)


帰りはなんとビジネスクラス。
ライブ後に空港へ直行し深夜便での帰国予定だったので、
  • 優先カウンターでチェックインできること(到着が遅れた時のリスク回避)
  • 出国手続き後にお金や時間の心配なく食事がとれること(できるだけ現地貨幣を消費してから行けるよう)
  • シャワーが利用できる
  • 機内でしっかり休める
という利点からチョイスしました。

初めてのビジネスクラスはリッチすぎて、寝るのもなんだか勿体なくて、シャンパン飲んだり、無理して食事をとったりしてしまいました…。ケチ…。

いつも通り足元に荷物置いたら、そこは置けないんですと言われたのが衝撃だったな…。苦笑


ビジネスクラスを堪能するには昼便が最適なんだろうと思いました。
そういうことに気付けたのも初めてビジネスクラスに乗れたからなので良かったかなと。



宿泊

5つ星のホテルのツイン、朝食付きでひとり\5950。
駅からも近く、エアポートバスも徒歩圏内という立地にひかれて宿泊。
ホテルにはジムやプールも併設されていました。使わなかったけど。笑

部屋はとても広くて清潔感があったし、
朝食のビュッフェもとても美味しかったし、
みんな英語で対応してくれたし(英語圏でない国においてはここも重要)、
もちろんチェックアウト後は荷物も預かってもらえたし、
入り口にはタクシーサービスがありましたが、夜に荷物をピックアップに行った時に受渡のスタッフが「タクシー必要?」と聞いてくれてすぐに取り次いで対応してくれました。

海外の弾丸旅行を成功させるためにある程度サービスがしっかりしたホテルを選んだのですが(夜間タクシーが捕まらなくても困るし、ぼったくられて嫌な思いをしたくないし)、とてもコスパがよいホテルだったのでまた機会があったら泊まりたいです…!


予約はHISから。
楽天トラベルでも似たような料金で予約できたのですが、楽天トラベルはすぐにキャンセル料が発生したのに対し、HISはキャンセル料は数日前からだったので。
そういった点の比較も大切ですね。


チケット代

DamaiからS席を購入し、1080元+手数料3%で1112.4元、\17,430円の支払いでした。
日本では考えられないくらい高いな~と思ったけれど(フェス通しで行けるよ…?)
現地の相場がそれくらいのようなので。



wi-fi

価格.com経由Wi-Hoで3日間、1Gプラン、VPN対応で\1,197でした。
友人と割り勘したので\599。
気付かず大幅に1G超えて使用していましたが速度も問題なく。
(VPN接続してるとパケット消費すごく激しくて…使ってないときは切るべきでした。)
SIMだとひとり\1,000はしたので、wi-fiをチョイスしました。



食費:\9,949

上海蟹を食べに行って\8,522かかったのが大きかった。
ちょうどシーズンだったので、ひとりで雄雌1匹ずつ食べました。美味しかった~!
他は朝食はホテルビュッフェだったり、帰国時は空港ラウンジだったり、小籠包とかの食べ歩きが中心だったので安く収まりました。


娯楽費:\1,365

豫園の入場料や、田子坊で小物を買ったりしました。


交通費:\2,296

\1700はライブ後に市街のホテル→空港へのタクシーの料金(2人で割り勘後)。
現地で地下鉄乗るときは都度購入していましたが、24時間のフリーパス買っても良かったかも。
それにしても地下鉄安かった… 初乗り50円くらい…?


お土産:\4,881

田子坊でお茶をたくさん買いました。フレーバーティーが美味しくて。

あとは、国内旅行でも共通するのですが旅行先のスーパーが好きなんですよね。
ガイドブックに載っていたのは日本でいう成城石井のような世界のものを取り扱った清潔感・高級感があるスーパーだったのですが、わたしが好きなのは現地に住む人が通うようなローカルスーパー。
観光中に通りすがりに入った「聯華」がよさそうだったので、ホテルの最寄り店舗を検索して最終日のチェックアウト前にお土産を買いこみました。



その他:\330

旅行に際して100均で購入したもの。
海外ではホテルにスリッパがないことが多いのでいつも携帯スリッパを購入し旅行が帰国したら捨ててしまうのですが、なんと今回はホテルについていました。
飛行機も短距離路線ということもあり結局スリッパは使わずに済んだので次に使いたいと思います。



まとめ

今回はライブ遠征でチケット代がかなり高かったですが、代わりにホテルや交通費の相場が安かったのでトータルで見ると安く済んだんじゃないかなあと思います。

結局実費だけで見ると国内の荒吐遠征よりも安くて、
マイルを使うと世界が近くなるな~~と感じました。


上海は、中国ということでとても警戒していたのですが、とーってもよい街でした。
活気があって、みんな楽しそうでよかったな。食事も美味しかったし。
英語が使えない人でも翻訳機能を使ってコミュニケーションを取ろうとしてくれたのが有難かった。
今年は東京オリンピックもありますし、そのスキルは自分のものにもしたいなと思いました。



今回一緒に旅をした友人とは今年も海外にいけたらいいねと企てています。
子どものころから10年以上付き合いのある友人と、大人になって大人だからこそできる遊び方ができていることがとても楽しいです。



ただ、特典航空券の使い方に関してはまだまだ素人だったなというのが反省点。
提携航空便や乗継をうまく取り入れれば、もっともっと面白い旅程が組めましたよね。
ストップオーバーを利用して別日に日本の国内便も付けられましたし。

そのあたりは今後極めていけたらいいなあと思います…!



2020年も楽しい旅をするぞ~~~!

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