でも今は海外SIMも発達してるんですよね。
ということで、いろいろ検討してみました。
結果としてwi-fiのレンタルを予約したのですが、そこまでの経緯を記録しようと思います。
とても長くなってしまったので「海外SIM」「wi-fi」の2つに分けます。
海外SIMについて
海外SIMって何?
現地キャリアに対応したSIMカードのこと。
それを購入し、SIMフリーのスマホに挿入すると現地の国内利用の扱いとなるため、安い料金で通信環境も良好といわれています。
プリペイド式のSIMを購入することで使いすぎや高額請求のリスクもなく安心して利用できます。
また、SIMに応じて電話番号が付与されるので、その番号を利用して現地の国内電話も可能です。
海外SIMを利用する手順
- 自身のスマホのSIMロックを解除する
(大手キャリアで購入したスマホは基本的にSIMロックがかかっています。) - 現地でSIMカードを購入する
- SIMカードを差し替えて利用
SIMロック解除の条件と費用
SIMロック解除の受付条件
※今回はdocomoでiPhoneを利用する例で紹介します。
docomoによると
- ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
- 契約者ご本人の購入履歴がある機種であること
- 購入日から100日経過した機種であること
ただし、以下の場合は100日を経過していない場合でも即時にSIMロック解除の手続きが可能となります。
当該回線において、過去にSIMロック解除※4を行っており、その受付から100日経過した場合
当該機種を一括払いでご購入、または分割払いでご購入され、その分割支払金/分割払金のご精算をされた場合
(いずれも端末購入サポートを利用されている場合は、端末購入サポートの解除料をお支払いいただくことが必要です。)- 既にドコモを解約済の方は、解約日から100日経過していないこと
以上4つの条件が提示されています。
今回は、購入後7か月・分割払い中の機種でSIMロック解除を行いました。
機種代の支払いを終えていれば購入後100日を経過していなくても解除可能みたいですね。
SIMロック解除の費用
※今回はdocomoでiPhoneを利用する例で紹介します。
既にdocomoを解約済みの方はドコモショップの一択です、3000円の費用がかかります。
回線契約中の方は、手段により費用が異なるので要確認です。
回線契約中の方は、手段により費用が異なるので要確認です。
端末種別 | パソコン (My docomo) | 電話 | ドコモショップ |
---|---|---|---|
ドコモ スマートフォン・ドコモ タブレット・ ドコモ ケータイ(spモード)・ドコモ らくらくホン(spモード)・ ドコモらくらくスマートフォン・スマートフォン for ジュニア・ キッズケータイ F-03J | 無料 | 3000円 | 3000円 |
iPhone、iPad | 無料 | 3000円 | 3000円 |
ドコモ ケータイ(iモード)・ドコモ らくらくホン(iモード)・ ドコモ キッズ(キッズケータイ F-03Jを除く)・ジュニア | - | - | 無料 |
データ通信製品(データカード・Wi-Fiルータ) | - | - | 無料 |
もちろんMy docomoから手続きを行いました。無料ですから。
手続き方法はとても簡単。docomo側の手続だと5分もかからないので。PCある方はMy docomoからの手続がお勧めです。
電話ではiPhone側の手続のサポートは難しいと思うのだけれど、店舗だとどうなんでしょう。3000円とるなら、それなりのサポートを期待したいものですが…。
SIMロックの解除方法
※今回はdocomoでiPhoneを利用する例で紹介します。
「docomo側の手続」「iPhone側の手続」の2手順になります。
所要時間は
でした。
所要時間は
- docomo側の手続:5分ほど
- iPhone側の手続:1時間ほど
でした。
docomo側の手続 (所要時間5分)
- PCからMy docomoにログイン (なぜかスマホからはSIMロック解除ができないので注意!)
- ドコモオンライン手続き > その他の手続きはこちらから をクリック
- その他 > SIMロック解除 をクリック
- SIMロック解除に伴う手続き内容を入力し 次へ をクリック
- IMEIを入力 (iPhoneの場合は 設定 > 一般 > 情報から確認可能)
- 「SIMロック解除を申し込む」にチェックが入っていることを確認
- 注意事項を確認し、注意事項に同意するにチェックを入れる
- 受付確認メールの送信先を設定
- 受付確認メールが届いていることを確認したら手続き完了
iPhone側の手続 (所要時間1時間)
格安SIMへの切り替え等新しいSIMカードが手元にある場合はそれを挿入し手続きが進められるようなんですが、海外SIMを利用する場合は新たなSIMカードが手元にないことがほとんどだと思います。
だからと言って現地で手続き行うにはリスクが大きい。
むしろパケット代とかで高額になってしまう恐れもある。
少し手間はかかりますが、新しいSIMカードが手元にないケースでも手続きができましたので方法をお伝えします。
- iPhoneをiTunesにつなぐ
- 今すぐバックアップ をクリックしバックアップを取る
自動バックアップ設定をしている場合も必ず行うこと。SIMフリー状態でのバックアップが必要なのだと思います。 - iTunesにつないだままiPhoneを初期化する。設定 > 一般 > リセット > すべてのコンテンツと設定を消去
- iPhoneが再起動して、「正常に完了しました。iPhoneのロックが解除されました。」という画面がでることを確認。
- 続ける をクリック
- バックアップの復元をクリック
- 復元が終わったら完了
※注意点
- 指紋認証は再登録が必要
- ドコモメールは再設定が必要
- SNSは再ログインが必要
- Safariのタブはバックアップ時と全く同じ状態。笑
- LINEもアカウントの引継ぎが必要(=携帯番号の変更はないので容易です)
バックアップ、復元に時間がかかる印象でしたが、1時間ほどで全部終わったので一安心です。
一番面倒だったのはドコモメールの再設定ですね。笑
メールはアカウントの再設定を行わないと届かなくなってしまうので注意。
海外SIM、実際にいくらかかるの?メリット・デメリットは?
今回は夫婦でイタリアに1週間の旅を予定しています。
イタリアではTIMという大手のプロバイダがあります。日本でいうdocomoのような存在ですね。
また、EUではプリペイドSIMはRoam Like Homeという概念の元、EU圏内であればほかの国でもローミング料金がかからず利用できるようです。
EU圏内では国をまたいだ時にも入国・出国審査なしで簡単に移動ができますし、Roam Like Homeという概念もありますし、まるでEUというひとつの大きな国のように感じますね。
そういったこともあり、
- EU圏内で複数の国を旅する場合
- 一人の場合 (複数人数の場合はwi-fi割り勘が安いことも)
- タブレットなどほかの端末の利用予定がない場合
はプリペイドSIMのメリットが大きいように感じます。
TIM for Visitorsを見ると、イタリア語なのでしっちゃかめっちゃかですが笑、
恐らく… 4G+100分通話、30日間利用可能で30€だと思います。
二人だと60€。1€=130円として、7800円です。
1か月かけて複数国旅をするならいいのですが、1週間でこれは高い気がするな、と。
オットとは常に一緒に行動する予定なので通話は必要ないですしね。
他にも
- タブレットを1つ所持していること
- ベネチアinの日程だがベネチアは本島までいかないと店舗がなかったこと
を考慮し、せっかくSIMフリーの手続まで行ったのですが、wi-fiと比較するに至りました。笑
最終的にwi-fiを予約した話は次の記事にします。
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